「自分がエントリーした瞬間にレートが逆行してしまう…」
「押し目買いを待っているのに押しがこない…」
FXトレーダーに取って一番の悩みとも言えるのが、エントリータイミングに関してではないでしょうか?
僕自身も過去にエントリーポイントについてはかなり悩み、なんなら今でも悩み続けています。
それぐらい難易度が高いのがエントリーの問題なのです。
では、FXにおけるエントリーポイントに絶対の正解というものがあるのか?
結論から言えば、「ここでポジれば一切逆行することなく利確まで持っていける」というような、魔法のエントリーというのは存在しません。
つまり、100点満点のエントリーを求め、探し続ける事には一切の価値がないのです。
しかし、100点満点とは言わずとも、70〜80点ぐらいを狙いにいけるエントリーは確実に存在します。
そこで本記事では、改めてエントリーする際の正しい思考法について解説していきます。
あ、そうそう、今日から一週間の期間限定で「相場の絶対領域」という無料講座が開催されています。
この講座ではプロがどのようなポイントでエントリーしているのか?という事が学べるみたい。
僕もこれからチェックしますが、全トレーダーの悩みに寄り添った講座になっていると思います。
・ファンドのトレーダーがどこでエントリーを仕掛けるのか知りたい
・ここは外さないよね?という精度の高いエントリーポイントが知りたい
といった方はチェックしておきましょう。
70〜80点狙いのエントリーポイントは基本の3つでOKです
では早速、70〜80点を狙いに行くためのエントリーについて解説します。
方法論なので色々あるのですが、大きなくくりで見れば以下の3つが重要です。
①水平線
②プライス
③ファンダ要因(利回り的な意味で)
まず①の水平線ですが、前回のレジサポに線を引いておき、レートがそこまできたらそこがポジる場所と考えるだけ。
まあシンプルですね。
この手法は順張りでも逆張りでも使えるのがメリットで、何より再現性が高いのが最大の利点でしょう。
レジサポについては、ダウ理論さえ分かっていれば、基本的に誰でも同じようなところにラインが引けます。
あとはそのラインまでじっくり待ち構え、そしてレートがラインに達したら迷わずポジる。
難しいのはラインまで来たら迷わずエントリーする事。
ここで不安になってタジタジしてしまうと意味がないのですが、チキンになる人が多いのが問題点と言えるでしょう。
この辺りは何度も練習して、自分の中で「イケる!」という“感覚からくる自信”をつけるのが重要です。
続いて②のプライスについてですが、これは100円というキリのいい数字等の意味だけではなく、インジケーターを使ってもOKです。
例えばフィボの61.8%押しとか、RSIの水準を見て決めるとかでもOK。
この手法は水平線に比べて裁量感が大きくなりますので、正直初心者には向きません。
フィボで見るとしても、「50%押しが正解?61.8%押しが正解?」と、これまた答えのない問題で頭を抱えるからです。
そのため、この手の手法で攻めるなら、すでに確立された手法をまるパクリするのが一番いいです。
教材とかでパッケージされたノウハウでいいですが、「ボリバンとRSIの数値が〇〇になったら買い」みたいなロジックで全然OKです。
勝率など課題はありますが、自分の感情や変な裁量が入らないので、迷わずに済むというメリットが何より大きいのです。
そして最後3つ目のファンダ要因ですが、これは長期目線の戦略です。
例えばスワップなど利息を狙う投資であれば、取得単価は出来るだけ下げたほうがいいに決まっています。
配当利回りを上げないと投資の費用対効果が下がりますから、「最低でも利回り◯%の水準」みたいなルール作りが必要です。
FXとはずれまずが、僕が最近やっている米国株高配当株投資は全部この考え方です。
どの方法にせよ逆行リスクはあるので損切り戦略をセットで考える必要がある
ちなみに今解説した3つの方法ですが、結局全てに逆行リスクはあります。
例えば一番シンプルな水平線思考でも、そのプライスで止まらなかったら逆行ですからね。
つまり、「想定していた水準で反発しな買った場合どこで切るのか」は絶対にセットで考えておく必要があるのです。
要するに上手いトレードと言うのは、損切りとセットで考えた時、どれだけ利益を最大化出来るかということです。
水平線トレードなら、水平線から5pip逆行したら即損切りするのか、それとも損切り幅を多く取り耐える戦略を取るのか。
その上でどれだけ利益が最大化出来そうなのか、その最適解を探していくのがトレードで最も頭を使うところなのです。
だからエントリーポイントよりも、エントリー後のシナリオの方が大事っちゃ大事なのです。
この辺りの思考が抜けている人も多いと思うので、エントリー位置で悩む人は、それと同じぐらいの温度感で損切り箇所を見据えるといいでしょう。
プロのエントリーポイントを見てパクる視点も大事です
さて、ここまでは自分の頭を使ってエントリー&エグジットを工夫する思考法の本質をお伝えしてきました。
ただ、全てを100%自分で考えるのはまあ難しいです。
インジは膨大にありますし、水平線もどの時間軸で使うのかによってやり方が何通りかに分かれてしまう。
つまり、個々の頭で考慮しなければいけない変数が多すぎるのです。
では、この問題を解決するにはどうしたら良いか?
1つの方法論ですが、プロのエントリーポイントをパクリ散らかすのは超現実的&効率的です。
と言うのも、プロの方々は長年複数の変数を考慮した上で、結果今のやり方に行き着いています。
水平線にインジにファンダに、どのファクターをどの割合で手法に落とし込むのかをかなりテストしているのです。
であれば、自力でゼロから新手法を作る労力やコストに比べれば、圧倒的に割に合っているのです。
もちろん、何も考えずに言われた通りにやるのはNGですよ。
「なぜその思考に至ったのか?」と言う考え方のエッセンスを盗みつつ、成功要因を言語化していくのが最大のポイントです。
・この人は〇〇と言う前提条件があるからナンピンは3回まで許している
・この人は損切り水準を深めに設定しているのには〇〇という戦略があるから
みたいな感じで、手法の裏側に隠れた心理を読み解くのがコツです。
そのため、今回冒頭で紹介した「相場の絶対領域」を読む時でも、自分なりの着眼点を持ってください。
おそらくタイトル的に、どのゾーンが利益を上げやすいのか?と言うテーマになりそうです。
ただ、そこで「へぇ〜」で終わらせちゃダメ。
自分がエントリー時に何を悩んでいたのかを整理して、そのギャップを埋めてください。
このロジックで他人のスキルを盗み始めた時、相場に対する理解度もグッと深まりますよ!
「相場の絶対領域」ですが、無料で読めるのは1週間だけです。
しかしこれはチャンスで、1週間と言う期間を自分の中で作り、その間に何か一つ発見をするように目標設定しておきましょう。
ではでは。
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