どうも、ゆきまさFXです。
今僕は神戸まで飛行機できています。
昨年からSPGアメックスカードに目覚め、どうやら移動は新幹線より飛行機の方がコスパがいい事に気づき、飛行機乗りまくってます。
国内線でも羽田空港には「PowerLounge」というカードラウンジがあって、そこがありえないぐらい快適なので本当にオススメです。
羽田空港、国内線のカードラウンジ快適すぎますね。SPGアメックスで無料で入れるラウンジなのにこの開放感。国内でもこれは最強。 pic.twitter.com/XCRNlPixT8
— ゆきまさFX (@fxyukimasa) 2019年1月26日
ゴールドカード以上orアメックス系のカードを持っていれば無料で入れて、フライトまでゆっくりできるので普通にどハマり中です。笑
SPGアメックスについては既に持っている人も多いと思いますが、マイルが貯まりまくるのでかなりいいですね。
さて、今回は滞在先の神戸で時間があったのでふと立ち寄った本屋で見つけた1冊の本がかなり良かったのでサクッとレビューしてみます。
有名な資産家cisさんが書かれた「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」という本ですが、控え目に言っても学ぶ価値が多かったので僕なりに重要ポイントを噛み砕いて解説していきます。
特に、FX投資(株投資)をする場合、インデックス投資などの資産運用をする場合の2つのケースにおいて絶対に持っておくべき考え方についてレビューしていきますね。
目次
「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」の著者cisとは?
まず今回レビューしたい著書「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」を執筆されたcisさんについて軽く紹介。
Twitterなどの発言で有名なので知っている人も多いですが、業界ではかなり大物の投資家でもあり、個人資産が数百億という化け物中の化け物。
今Twitterを遡って読んでみても驚異的なツイートが目立ちます。
一撃19億 pic.twitter.com/THT5qNZIM8
— cis@株 先物 FX 仮想通貨 リネレボ (@cissan_9984) 2018年2月6日
仮想通貨は今はあまり儲かる気がしないから大きなポジション建てなくなってしまったけど
ゲーム感覚で暇つぶしに売買してたら桁が変わった
これは良いゲーム pic.twitter.com/AxZmAFY97s— cis@株 先物 FX 仮想通貨 リネレボ (@cissan_9984) 2018年3月18日
ぶちゃけ個人レベルで動かす次元を超えていますね。笑
また、ゲームに課金する事でも有名ですがその金額も「cis半端ねえって。」と言わざるをえない金額。
株も仮想通貨もしばらく儲かる気がしないなー
暇な時間一緒に遊びたいやつは
リネージュ2レボリューションのリオナサーバーに集合!
ただ今戦争するパーティー募集中
サーバー違うと会えないので注意
このキャラは2500万課金経過 pic.twitter.com/nIiTOrsDMD— cis@株 先物 FX 仮想通貨 リネレボ (@cissan_9984) 2018年5月9日
2500万課金って。笑
そんな大物投資家cisさんが満を持して処女作を発表されたのでかなり話題にはなっていましたが、だいぶ遅れて僕も読んでみました。
「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」からの学びを実際の投資に活かす思考法
ではここからはレビュー。
まずこの書籍を読んで僕自身が極めて重要だな!と思った視点を2つ紹介します。
1つはFXのトレードルール(損切り)を考える上で、もう1つはインデックス投資などの資産運用を考える上で重要な考え方です。
損切りした後入り直せるか?ストップ位置の売買ルール
まず、この本の中で僕が重要だと思ったのは損切りについての思考法と損切り後のシナリオについてcisさんがどう考えているのか?と言う事。
まずcisさんの投資の勝率ですが本人も言っているように決して高くないとの事。普通に5割切るそう。
ただ、cisさんが莫大な資産を構築できたポイントは、「勝つ時に爆勝ちして、損切りはちょー浅い。」からです。
投資の世界では「損少利大」という格言がありますが、ほとんどの人はこの逆をいきますよね。いわゆる“コツコツどかん”です。
でもcisさんは相場格言に忠実でイメージが違うな?と思ったら躊躇なく損切りするそう。本当にサイコパスみたいな感じで。笑
ただ、それと同時に本書の中では「あなたは損切りした後入り直せるか?」という事を書かれています。
個人的にはこのフレーズから学びを得るべきだと思います。
まず、ほとんどの人って損切りラインを考える時に、少し損切りラインから離してストップをおく事が多いんじゃないかな?と思います。
その理由はおそらく過去のトレードで、「自分が引いた損切りラインで損切りされた後からちょい下で価格が反転した!」みたいな経験があるからじゃないでしょうか?
だから水平線で引けるラインよりも数pip離して損切りラインを置くみたいな事をします。

ただ、この思考は個人的にはかなり危険だと思うんですよね。
だって、「じゃあ一体ラインから何pip離してストップを置くのが正解なのか?」みたいな答えのない問題に直面しちゃうから。
例えば、過去のトレードで損切りラインから5pip離して損切りを置いておけば損切りにかからなかった!みたいな体験をして、それ以降損切りラインを5pip離すとします。
でも次のトレードでは損切りラインより10pip離しておかないとストップにかかってしまう!みたいな局面に遭遇したらどうなると思います?
今度は「やっぱり10pip離そう!」ってなるんじゃないですか?
そして…..
もう分かるとお思いますが、どんどん損切りラインを遠ざける事になる気しかしないですよね。
ちょっと論点を整理しましょう。
ここから学ぶべき論点は2つです。
1.損切りラインの最適解(何pip離すのが理想か?)なんてものは考えるだけ無駄。
2.重要なのは損切り後のシナリオ
もうわかると思いますが、一番理想的な損切りラインは?みたいな思考で損切りを少しずつ遠ざけていく思考は邪道です。
それならスパッとラインで損切りをして、損切り後に再度上がると思うのであれば買い直す姿勢が重要だという事。
もちろん感情的なリベンジトレードを推奨してるわけではなく、最初から「仮に1回損切りになっても〇〇と△△の場合はエントリーし直す!」とルール化しておくべきって事です。
これは実際僕自身も実践している事でつい最近のポンドドルのトレードでもやりました。

これも一度目損切りは悔しいですが、キチンと切って入り直すシナリオありきなので、2回めのダブルトップからの売りは成功して、この勝負では結局勝ち越してます。
これを損切りラインを伸ばせば一度目の損切りをなくせたのでは?とかセコい事を考えるといつか大火傷します。(と言うよりも何pip離すのか?と言う所で悩んでルール化出来るのかすら疑問。)
もし損切りラインで悩んでいる人は、「スパッと切って入り直せばOK!」「損切りした後でも入り直すルールをどうするか考えよう!」という思考にシフトするといいと思います。
これがcis本から僕が感じた1つ目の重要ポイント。
押し目買いはやっちゃダメ
次に2つ目に大事だと思ったのが「押し目買いはやっちゃダメ」と言うフレーズ。
ただ、少しこれは誤解を招きかねない表現だったので、エッセンスを抜き出しつつ、本質的な理解をして欲しいと思います。
まず、cisさんがここで伝えたかったのは「自分が上がると思っているのに、下がる事を期待して待つっておかしくない?」と言う投げかけです。
大前提として上目線なわけなので、基本的に上がると思っているのであれば下がってくるというのは自分のシナリオに対して不都合な事でしょ?ってことですよね。
だけど「買うなら出来るだけ割安なプライスで買いたい」という人間の心理が働くので、上がると思っているのに下がるのを待つというおかしな事が起こります。
で、下がってきてから買うと決まって下がり始めるというオチがあるのが相場という事も話されていましたね。笑
ちなみにこの思考法がモロに活きるのはインデックス投資を中心とした資産運用の心構えです。
まず大前提として経済は長期でみれば右肩上がりし続けるので、インデックス投資というのは時間をかけて長期投資出来るのであれば勝てる投資です。
これについては「インデックス投資は勝者のゲーム」という書籍で分かりやすく書かれています。まだ意味がわかないない人は読んでみてください。
Amazonの「Kindle unlimited」を使えば電子で無料でも読めます。
で、話を戻しますがインデックス投資は基本的に上がっていく銘柄を買いでエントリーする投資なので、今すぐ買えば言いわけですが「今はまだ高いから」と考え、ベストなタイミングを見極めようとする輩が多いのは「喝!」だよねって事です。
押さずにそのまま上がっていく事もあるし、仮に上手く押してくれてもそこが大底であるかなんて誰にも分かりません。
だからこそインデックス投資は長期で積立投資をして平均約定価格をならす方式を採用しているわけなので、ピンポイントで最高の位置から始めようと考える事がそもそもおこがましいという事です。
ここがマインドセット出来ていれば、結局長期で上がっていくと思っている銘柄なので、今すぐ証券口座開いて即買い付けせよ!って事になります。
銘柄選びでよく分かんないと思うなら、インデックスに分散投資してくれる「ウェルスナビ」を始める、投資したいインデックス銘柄が決まっているのなら積立NISAで買い付け。
それをいますぐやるだけ。
ここはcisさんの言っている通り、押し目を待つとかじゃなくて即買えが正解なジャンルです。
ただ、最初に言った通り注意点があってFXのデイトレとかは少しイメージが違うので注意してください。
デイトレは長期足の押し目を拾う感じなので、あくまで押し目買いや戻り売りでOKです。ここは勘違いしないほうがいいと思ったので補足です。
まとめ:cis本「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」はおすすめです。
cis本「一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学」は、難しい表現や内容もなく、素人が読んでも学びのある本でした。
僕が抜き出したエッセンスを頭に入れながら自分でも読んでみると学びが大きいです。
まだ読んでない方は一度読んでみては?
ではでは。
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