どうも、ゆきまさFXです。
2018年の年末に米国株がとんでもない勢いで下落し、それにつられる形で全世界同時株安となるショッキングな1年になりましたね。
僕もブログやTwitterで書いている通り、米国株に特化したインデックス(楽天全米インデックス)に投資していて、積立NISAや個別の特定口座で運用している資金については大幅に含み損を抱えることになりました。
これは僕が運用している楽天証券の運用のキャプチャですが「−64,633円」の含み損です。
この他にも積立NISAやiDeco(個人型確定拠出年金)も米国株運用ですし、ウェルスナビでのロボアド運用もしているので全体での含み損がとんでもないことになっています。笑
これだけ読むと、
「おいおい資産運用なんてやっぱり危険」
「堅実に貯金しておくのが一番」
みたいな声が出てきそうですが、今回はそれでも僕が資産運用をすべきだと考える理由&資産運用をしない人でもせめてこれだけはすべき事をテーマにして解説していきます。
目次
米国株は急落したけど、積立投資は継続で全然OK!むしろいい傾向!
まず今回のテーマの結論から言うと、米国株は急落したけど引き続き積立投資は継続していけばOKだという事です。
というよりも個人的にはむしろいい傾向だという感じで見ています。
ではなぜ引き続き積立投資を行えばいいのか?
その理由は3つあります。
①どっちが積立投資として優秀な相場でしょう?
ちょっとここでクイズです。
下には2種類のチャート図がありますが、AとBどっちのチャートの方が積立投資をした場合パフォーマンスが上だと思いますか?
答えはBです。
感覚的に答えるとジワジワ上げているAの方がパフォーマンスが良さそうに見えるんですが、ちゃんと計算すればBの方がリターンは大きいです。
理由は簡単で、Bの方が下げていた所で保有できているポジションが積立投資によって増えているので、将来的に値上がりした時に各ポジションの利幅が大きくなるからですね。
Aは含み損になる期間は少ないですが、結局高い所で積増していて値上がり幅が低いので、実はリターンが少ないです。
こう言われると「なるほど!」って思えますよね。
つまり、積立投資でやっていく分には多少下げてくれないと逆に見込める利益が少ないという事になるので、ある意味こうやって下に振っている相場こそ長期投資には適しています。
②米国株は過去を見ても20年以上の長期投資なら成功率100%
暴落が来ても淡々と積立投資を続ければいい理由2つ目は、長期でみれば実は成功確率100%の投資だからです。
実は過去のデータを見れば分かりますが、米国株というのは過去の20年間のどこにスポットを当てたとしても、運用でマイナスの結果で終わる事はないです。
仮に結果的にその時点でチャートの天井から積立投資を初めて、最初の頃下落局面で積立を行う事になったとしても、20年間という時間のレバレッジで、最終的にはプラスで運用を終えられているのが現状です。
積立投資をしようとしている人の中には「今は上がっている局面だからもう少し待ちたい!」という人が現れますが、この悩みは全く意味がありません。
なぜなら、積立投資は今始めるのがベストという答えに行き着くからです。だってその時点の天井で買っても勝てるわけですからね。
しかも、タイミングで悩む人は今回のような暴落が来たら始めるのかと言うと、今度は「こんな下げている時には買えない!」と言い出すのが目に見えています。笑
誰もピンポイントで底を当てられないから積立投資で買い増していくわけなので、結局やるなら今すぐにやるのが最適解です。
ちなみに、米国株だけでなく世界全体(債券等も含む)に投資した場合でも、長期で見れば投資は成功します。
これについてはロボアドのウェルスナビを創業した柴山さんの著書「これからの投資の思考法」を読むとよく分かります。
③資産形成を考えるのなら運用はマスト
じゃあ最後。
積立投資をすべき理由ですが、やっぱり資産形成を考えるのであれば運用はマストだから。
そもそも「〇〇歳までに〇〇万円の資産を築きたい!」と考える場合、必ず必要になってくる思考は”逆算”です。
例えば、60歳までに最低3000万円の資産を作りたいと考えている35歳の人なら25年間の中でどう3000万を作るのが最適なのかを考えますよね。
ここで運用脳がない人は貯金しか考えないです。
25年で3000万だから1年で120万円、毎月10万円を貯金だ!!!!みたいに。
だけど運用を知っている人なら、平均利回り5%で回せば複利効果があるから毎月5万円積立投資に回そう!隣ます。(実際に計算するのそのくらいです。)
この資産形成の思考法については「大富豪の投資術」という書籍の中で詳しく書かれていますが、いつまでにどれくらいの資産を作りたいか考える時には必ず運用をセットで考えないと消耗します。
上の例でも毎月10万円か毎月5万円かの差って大きいですからね。
やっぱり投資は怖い!という人でも最低限やるべきこと3選!
結論資産運用はどう考えてもしたほうがいいんですが、今回のような急落を見ちゃうと投資への恐怖が生まれてくる人も多いと思います。
そこで、資産運用しないとしても、最低限これだけはやっとくとお金で損しないよ!ということを3つ解説します。
①クレカ払いを徹底!ポイントは1%の利回りです。
まず、現金払いの人は即刻クレカ払いに切り替える。
クレジットカードのポイント還元1%と言うのは投資的な視点で言えば「利回り1%」です。
リスクなしで利回り1%の金融商品ってほぼないですよ。やらない意味が分からないレベル。
最近では楽天証券が楽天カードでインデックス投信まで買えちゃうようにしているので、積立投資をする人でもカード決済を心掛けてください。
関連:楽天証券×楽天カードが積立NISAの最適解!楽天ポイントのメリット総まとめ!
あっ、そうそう前回僕がブログで紹介した最もマイル還元率が高い「SPGアメックスカード」ですが、まだもう少しだけ紹介枠があるのでポイント欲しい人はメルマガで連絡してください。
②ふるさと納税をサボらない
それから物凄くシンプルで、当たり前なんですが「ふるさと納税」をサボるのはナシです。
ふるさと納税の返礼品の料率は30%〜40%程度のモノが多いので、これまた1つの資産運用です。
普通にふるなびとかで1万円ふるさと納税すればビール1箱(24本)貰えるので、自分で買うより絶対いいです。
今年中に決済すれば(31日まで)間に合うので、やっていない人は早急にやらないと損です。
③預金するとしても最低限「楽天銀行の金利0.079%」は活用する
最後ですが、資産運用を全くやらないとしても、最低限「預金金利の最も高い銀行に預ける」ぐらいのことはしましょう。
現状では楽天銀行の「0.079%(税引き後)」が最強です。(メガバンやゆうちょは0.001%と舐めてます。)
例えば500万預けておくだけでも楽天銀行なら年間3900円の利息です。これ普通預金の利息ですからね。
20年とか預けてれば8万円ってことなので結構熱いです。(なおメガバンやゆうちょだと20年で1000円程度。)
ただ、1点だけ注意点があって楽天銀行の0.079%の利息は楽天証券を開設しているユーザーに限ると言うことです。
しかし、別に楽天証券で運用をする必要は一切なく、開設していれば高金利の対象になります。
楽天証券の口座を開設する際に、一緒に楽天銀行の口座も開設できるので手間もかかりません。
ちなみに、ネットバンクについては疑問点が多い人も多いと思うので、おそらく疑問に思われることを下記にまとめておきました。
ネットバンクだとATM手数料がかかる?
→100万円以上預金残高があれば月5回まで手数料無料(全国のコンビニで出金可能)
今の預金を移すときに手数料かからない?
→楽天証券にクイック入金してから楽天銀行に移せば手数料無料(全てネットで完結)
おまけ:今年はじめたトライオートFXが割と強い件
そうそう、今年最後なので僕がやっている資産運用の1つを紹介しておきます。
僕は11月からレンジに特化した自動売買を1つ回しているのですが、こいつが割と優秀です。
トライオートFXと言って、インヴァスト証券が作っているレンジに特化したロジックでループ&イフダン形式で売り買いを行ってくれるモノですが、利益が着々と積み上がってきました。
これまでの運用成績は下記の通りです。
1週間の利益 | 累計利益 | |
11月12日の週 | +4,604円 | +4,604円 |
11月19日の週 | +4,549円 | +9,153円 |
11月26日の週 | +3,953円 | +13,106円 |
12月3日の週 | +3,088円 | +16,194円 |
12月10日の週 | +5,348円 | +21,542円 |
12月17日の週 | +4,616円 | +26,183円 |
自動売買ってあんまり上手くいくイメージなかったので、テスト気味に回しているんですけど、これなら割といい感じですね。
毎週運用実績&設定をブログでも公開しているので気になった人は参考にしてみてください。
と言うことで今回は以上です。
ではでは。
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