トライオートFXの自動売買を始める前に気になるのが“リスク”ではないでしょうか?
実際どれほど優れたロジックであっても100%損失が出ないと断言できる投資はありません。
しかし、「最悪の場合〇〇円の損失リスクがある。」と事前にリスクを把握してから投資をスタートすることなら可能です。いわゆるリスク管理ですね。
そこで今回は、トライオートFXの中でも最も人気があり収益性が高い「豪ドル/NZドルのコアレンジャー」で運用した場合、損切り水準をどこにセッティングし、最悪の場合どれだけのリスクを受け入れなければいけないのかを解説します。
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収益に期待を膨らませてばかりいると、「あれ、こんなはずじゃなかった・・」と大失敗する危険性があるので、事前にリスクを把握する意味でもこの記事を参考にしてください。
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目次
トライオートFX「コアレンジャー」のデフォルト設定では損切り設定なし
トライオートFXの人気自動売買「コアレンジャー」ですが、デフォルト設定であれば、損切りプライスというのは設定されていません。
豪ドル/NZドルのコアレンジャーの場合、サブレンジ区間においては70pips先、コアレンジ区間では20pip先に利益確定の指値注文こそ入っていますが、どちらも損切りの逆指値というのは設定されていません。
もちろん手動で損切りをすることはいつでも出来ますが、手動で損切りをしなければ、ロスカットされる水準までは永久にポジションをホールドすることが可能となっています。
つまり、入金しておく証拠金が多ければ多いほど含み損を抱えてもロスカットされることはなく、逆に証拠金が少ない場合だと含み損が一定水準まで膨らめばロスカットされてしまうということです。
トライオートFXに証拠金を沢山入れて損切りされないようにする際の注意点!
では、とりあえずロスカットされないようにするために、出来るだけ多くの証拠金を入金しておく投資戦術を取るべきなのか?
個人的な考え方としては絶対にダメだと思います。
その理由は、永久に損が拡大していくリスクに巻き込まれる可能性があるからです。
ここからは豪ドル/NZドルのコアレンジャーで運用した場合に、とにかく証拠金を沢山入金して含み損に耐え続けた時の最大のリスクを解説します。
まず、下図をご覧ください。これは豪ドル/NZドルの週足チャートです。
ご覧の通り、豪ドル/NZドルという通貨ペアは2014年以降からずっと大レンジで、「1.0025付近〜1.1420付近」の間約1300pips程度を行き来しているのが現状です。しかも、レンジ下限の安値「1.0025付近」という数値は1990年代からずっと守られている固いプライスでもあります。
月足で見るとこんなチャート図です。
では、豪ドル/NZDでコアレンジャーの自動売買を設定して、とにかく証拠金を入金してロスカットされない状況を作ったケースを考えてみましょう。
例えばみるみる相場が下方向に向かったケースを考えます。
コアレンジャーのロジックの場合、オレンジのレンジ内の中間部分(コアレンジと呼ぶ)と、レンジ下限(サブレンジと呼ぶ)では最大22本の買い注文が入ることになるため、仮に図のようにレンジ下限を下抜けするとかなりの含み損を抱えていることになります。
しかしレンジをはみ出したとしても、証拠金さえ多目に入金しておけばロスカットはされません。つまり、再びレートが元のレンジ内に戻ってきて、レンジ上限まで上がり出せば含み損は解消され、最後は利確して戦を終えることも出来ます。
じゃあ、ちょっとやそっとじゃロスカットされないように大量に証拠金を入金すればいいんじゃないのか?という思考は安易です。
なぜなら下図のようなケースになることも想定できるからですね。
このように、レンジ下限を抜けてから、もっともっと下落トレンドが続き、生涯元のレンジの中に戻ってこない可能性があります。
もちろん戻ってくることを信じて下落するたびに証拠金を追加し続けられるのであればロスカットはされないですが、資金がどこかで尽きるタイミングで大損こいて相場から撤退ということになり兼ねません。
しかも、仮にロスカットにならなかったとしても、レンジ内に戻ってこなければ死ぬまで含み損を抱えたままになることも考えられるわけですね。
つまり、「とにかく証拠金を入れておけば大丈夫だ!」という考え方は捨て去るべきだと僕は思っています。
トライオートFXも損切りのプライスを絶対決めるべき!リスク管理が命です。
では、トライオートFXの戦略として、損切り水準についてはどのように考えるべきか?
ここからはFXの裁量トレーダーでもある僕が、自動売買を考えるにあたっての損切り戦略を公開していきます。
①コアレンジャーで売買するなら想定レンジが崩れたら損切り
まず、FXトレードに関する損切りの大事な考え方は「シナリオが崩れたら切る」です。
今回の場合であれば、豪ドル/NZドルチャートが2014年以降からずっと「1.0025付近〜1.1420付近」の間約1300pips程度の大レンジにあること、そして今後もレンジが続くと想定できる場合、コアレンジャーのロジックであれば自動売買は上手くいくというシナリオですよね。
であれば、この「1.0025付近〜1.1420付近」の大レンジをはみ出した瞬間にアウトです。当然ですが上下どちらにはみ出してもアウトです。
つまり、レンジをはみ出せば手動で損切りするか、あるいはレンジの外側に出たら強制ロスカットを受け入れるということです。
当初のシナリオが崩れているにも関わらず売買を続けることは、規律もへったくれもあったものではないので、絶対に辞めてください。潔く負けを認めるタイミングということです。
②自動売買を始める前に最大損失額を考えておかない人は完全にアウト
次にトライオートFXの自動売買を始める前に絶対にやるべきことですが、「最悪の場合〇〇円の損失を被るリスクがある。」ということを明白にしておかなければダメです。
僕の場合は、自分が豪ドル/NZドルコアレンジャーの自動売買を回し始める前に、一番最悪な状況をシミレーションしていました。
具体的に説明すると自分が自動売買を動かし始めた時のレートが「1.08付近」だったので、ここから上下どちらかに一方的に走ってしまい、そのままレンジをぶち破っていくケースを考えてみました。
すると下落方向に走った場合だと買い注文が約15本程度入ることになり、それらが全て損切りとなることが直近で考えられる最悪のシナリオでした。(上昇の場合はこれよりもリスクが低いので割愛。)
この時、運用枚数を1万通貨で運用すると最大で70万円程度の損失になることも計算出来ます。
そこで、さすがに70万円の損切りは最悪の場合でも嫌だと思い、枚数を半分の5000通貨で運用することにしました。
その場合ならリスクもその半分の約35万円で済むので、それなら自分の中で許せる金額と考え売買を実行することにしています。
このリスク計算の方法ですが、AUD/NZDのコアレンジャーで運用される予定の方であれば1万通貨なら最大約90万円程度のリスクだと概算で計算してみてください。
5000通貨なら最大45万のリスク、3000通貨なら最大30万のリスク、1000通貨なら最大9万のリスクです。
トライオートFXは1000通貨からでも運用できるので、自分が許容できる最大損失額を決めておけば、最悪の場合でもいくらの損で終わるかがイメージできている取引なので、「こんなはずじゃなかった..」となるケースは避けられます。
最悪のケースを想定しつつ、現実的な予測も混ぜて戦略を練る!
さて、ここまで損切りのケースを考慮して、本当に最悪のケースをイメージしてきましたが、実際にトライオートFXで自動売買を行うかどうかの意思決定はもう少し現実的に考えましょう。
例えば、僕の場合であれば自動売買を始めた今この瞬間から一切上方向に上昇することなく(つまり一切戻しなく)急降下で下落するケースを想定しましたよね?
しかし、実際こんなことが起こりうる確率が現実問題どの程度あるのか?と言われればほぼゼロだと思っています。
少なくとも相場はどちらか一方にトレンドをつけるとしても、短期的には上げ下げを繰り返し、波を打ちながら進みます。
と言うとは、仮に下落したとしてもコアレンジャーの売り注文も同時に発注されることから、そのポジションは利益になりますよね?
また、買いポジションも全てが含み損のままなのか?というと決してそうでもなく、途中の戻しの上昇過程において利確されていくモノも当然出てきます。
それに、完全に一方向にトレンドが出る確率よりも、今まで通りレンジの中をもうあと数年動いてから下落するってこともありますよね?
このケースなら、途中で利益をかなり残せるので、仮にその後レンジを抜けて損切りするポジションが出たとしても、利益と相殺して勝ち逃げできる可能性もかなりありますよね。
こう考えると、現実的なリスクは最悪の場合よりも約半分ぐらいなんじゃないのかな?というのが本音です。
ただ、いかなる時も最悪の場合を想定しておくに越したことはないので、最悪の場合を想定しつつ、確率的に起こり得そうな現実的なリスクを見て売買を行うかどうかの意思決定をしてきましょう!
実際僕も運用して1週間たったタイミングでは週の収益は4,000円を超えていますので、もうこの時点で想定していた最悪のシナリオは免れていますしね。
↓↓運用第1週目の利益↓↓
このまま数ヶ月間+4,000円の週が続けば証拠金分程度の収益にはなるので、そこまでこれば最悪ロスカットでもトントンで終われます。もちろんロスカットにならなければプラスで終われます。
ぶっちゃけトントンになるのであればやっておいたほうがいいですよね。少なくともプラスになる可能性も期待できるんですから。
という訳で、僕は最大の損切り金額は受け入れつつも、割に合う勝負だと判断して自動売買を実行する選択を取りました。これから始める人は参考にしてみるといいでしょう。
AUD/NZDはコアレンジャーと相性もよく、かなり期待できる自動売買ロジックなのでかなりオススメです。
冒頭でもお伝えしましたが、トライオートFXは最低1000通貨からでも自動売買を行うことが出来ます。1000通貨なら20万(安全にいくなら30万)程度の証拠金を入金しておけば運用できるので、ぜひやってみてください。
もちろん途中で違うな?と思ったり、違う通貨ペアで実践したいと思えば自動売買を停止することも出来ます。
また、トライオートFXでは、初回に限って自動売買を実行すれば最大で10,000円のキャッシュバックも受けらます。まずは貰えるものを貰ってやる根性で始めるのもアリです。
そして実際の売買を経験し、最終的には運用利回りだけで飯が食えるところまで極めていきましょう!
最初は少額でテストして、利益が積み上がってこれば取引数量を増やすことで利益を雪だるま式に増やしていけるのがFXの醍醐味ですね!
トライオートFXはもちろん無料で登録することが出来ます。
少しでも気になる方は登録しておきましょう。実際にマイページにログインして、ツールを触って見たほうがイメージも膨らみますよ!
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