これからトライオートFXを始めようか悩まれている方の中には「コアレンジャー」ってロジックがあるのは分かったけど、どんなロジックで売買されていくのかイメージ出来ないと言う人は多いと思います。
インヴァスト証券の公式サイトにも画像付きで紹介はされていますが、あれだけじゃ正直イメージしづらいですよね。。
そこで今回は一番人気の通貨ペア豪ドル/NZドルを使って、コアレンジャーロジックを運用した場合、どうやって注文が入り、どうやって利確され、損切りはどうなるのかを徹底解説していきます。
関連:トライオートFXのおすすめ設定は「豪ドル/NZドルコアレンジャー」一択!実際に運用する僕がその理由を全て解説!
「これでもか!」ってぐらい、具体的に丁寧に解説していくので、この記事を読み終わった段階では確実にコアレンジャーの仕組みを把握出来るようになりますよ!
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目次
トライオートFXのコアレンジャーとは?設定不要で使えるロジックです!
「コアレンジャー」とは、トライオートFXの自動売買セレクトの中からチョイス出来るロジックの1つです。
めちゃくちゃ簡単に説明すると、「レンジの中で売買を繰り返し、買いでも売りでもコツコツと利益を残していくロジック」です。
コアレンジャーのロジックでは、レンジ帯を大きく3つに分けて下記の通り売買を繰り返します。
①売りのサブレンジ
→このプライス帯では「売り注文のみ」を行う。
②コアレンジ
→このプライス帯では「買い注文」と「売り注文」の両方を行う。
③買いのサブレンジ
→このプライス帯では「買い注文のみ」を行う。
簡単な図に表すとこうなります。
そして、サブレンジとコアレンジの大きな違いは「狙う利益幅」です。
サブレンジは買いの場合はレンジの下限ゾーン、売りの場合はレンジ上限ということになりますので、なるべく大きく利益を狙います。そのため、利益確定の注文が仕掛けられるプライスまでの値幅が大きくなります。
買いの注文の場合だとこんな感じです。
一方コアレンジはレンジ全体の中では丁度ど真ん中という位置づけになってくるので、どちらかというとシコシコと細かく利食いをしていく設定になっています。
買いの注文の場合だとこんな感じです。
コアレンジャーのロジックは実はシンプルにこれだけのことで、後はサブレンジ・コアレンジの中に何本か指値注文をあらかじめ入れておき、そのプライスまでレートが来ると注文が約定されます。
その後は指値したプライスまで相場が上がるor下がると利益確定の注文が確定して、含み益が実益に変わります。
このレンジ内を相場が推移する限り、永遠にこの売買ルールに従い注文が発注されては決済されを繰り返すことで利益を積み上げていくのがコアレンジャーのロジックの概要となります。
それを動く画像で確認すると下記のようになります。
しかし、これでもまだイメージが掴みづらい人も多いと思うので、次項からは具体的に売買のイメージを掴んでもらえるよう、「豪ドル/NZドル」のコアレンジャーを使いながら説明していきます。
トライオートFXのコアレンジャーの売買を実際の運用で確認
では、コアレンジャーのロジックの中では最も利益率の高い通貨ペア「豪ドル/NZドル」で、実際の自動売買の設定がどうなっているのかを確認しながら、売買のイメージを掴んでいきましょう。
まず、実際の「豪ドル/NZドル」のチャートを確認します。コアレンジャーの設定を元に、サブレンジとコアレンジを色分けすると下記のようになります。
これは「豪ドル/NZドル」の週足チャートですが、2014年から現在に至るまで「1.0025付近〜1.1420付近」の約1300pips程の大レンジの中で動いています。しかもレンジ下限の安値については1990年代からずっと割り込んでいません。
コアレンジャーというロジックはレンジ内を推移している限り、収益率がめちゃくちゃ高くなるロジックですが、それゆえAUD/NZDと相性がいいんですよね。
では実際に「豪ドル/NZドル」の通貨ペアでコアレンジャーロジックで自動売買するときの注文設定を確認します。自動売買には予めどのプライスで注文を発注し、どのプライスで利益確定をするのかが記載されているので、そちらを元に解説すると下記の表のようになります。
表で見るとスッキリしますね!
サブレンジでは買いと売りそれぞれ70pips間隔で注文がセッティングされていて、利確の指値も全ての注文が約定価格から70pips離れたところに置かれています。買いの注文も売りの注文もそれぞれ6本ずつです。
こんな感じですね。(縮尺がおかしいのは無視してください。)
一方、コアレンジの中では35pips刻みに買いも売りも注文が仕掛けられていて、その全ての注文が約定価格から20pips離れた所に利確の指値が置かれている感じです。
図にするとこうなります。(縮尺がおかしいのは無視してください。)
コアレンジの場合、買いも売りも同一レートに注文価格がありますがこれは決してその瞬間に両建てをするという意味ではないので注意してください。
あくまで自動売買の場合は、新規注文の場合は「指値注文」となります。
つまり、そのレートに向かって上から落ちてこれば買い、下から上がってこれば買いとなります。決して両建て注文をしているわけではないです。図で理解するとこんな感じですね。
同一のレートでも1回目は下から上がってきているので「売り」の指値注文が約定し、2回目は下から落ちてきているので「買い」の指値注文が約定しています。
ちなみにこの時1回目で売り注文を出した分はその後少し下げている所で利確されているので、両建てをしているわけではないです。
しかし、仮に1回目の売りをした後、一度も相場が下落せず上昇した場合は、まだ売り玉を保有していることになるので、2回目の買い注文が入るタイミングでは結果的に両建てすることになります。
ただいずれ相場が下がれば1回目の売り玉は利確決済されます。その時2回目の買い玉は含み損になりますが損切りせず我慢し、いずれ上がってくるタイミングで利確すればいいというのがコアレンジャーです
コアレンジャーのロジックはシシンプルにこれだけです。とにかくレンジの中をウロウロしてさえすれば、含み損を抱えるポジションが出ようが関係なく、どこかのタイミングで戻ってこれば勝ちと言う考え方ですね。
つまり、レンジ相場であれば基本的に儲け続けることが出来るロジックということです。
今回説明で使った「豪ドル/NZドル」のチャートですが、もう一度ご覧ください。
綺麗にレンジですよね。基本的にオーストラリアとニュージーランドなので、地政学的にも似通った動きになるためレンジ相場を形成しやすい通貨ペアなんですよね。
だからこそ、このコアレンジャーのロジックと最も相性がよく、抜群の収益性を誇っています。
関連:トライオートFXのおすすめ設定は「豪ドル/NZドルコアレンジャー」一択!実際に運用する僕がその理由を全て解説!
トライオートFXのコアレンジャーでは含み損が発生するのは当然!
ちなみに、このコアレンジャーのロジックですが、常に一定の含み損を抱える運用方式となります。
レンジの中を小刻みに売り買いを繰り返すので、どこかの玉が含み損になり、どこかの玉が含み益となっている状態を繰り返します。
しかし、コアレンジャーのロジックで運用する以上はこの含み損は絶対に必要なことになります。
含み損を抱えては解消され含み益に変わり実現利益になる。そしてた含み損を抱えて…の連続です。
思考法としては、とにかくレンジの中をウロウロしている限りは、どこかでレートが戻ってくるのでいずれ含み損は解消されるという前提でいることが大事です。
逆に言えば、コアレンジャーで運用する通貨ペアを選定する時に、レンジ相場を形成しやすいチャートを選んでおけばOKということになり、それ故僕自身も「豪ドル/NZドル」で運用しています。
トライオートFXのコアレンジャーでは損切り設定はどうなっている?
トライオートFXのコアレンジャーですが、損切りの設定というのは組み込まれていません。
コアレンジ帯においては〇〇というプライスで約定すれば20pipsの利益が乗ったタイミングで利確、サブレンジ帯においては〇〇というプライスで約定すれば70pipsの利益が乗ったタイミングで利確されるというだけです。(豪ドル/NZドルの場合です。他通貨はそれぞれ違う設定です。)
よって、コアレンジ帯の損切りは-10pipsで、サブレンジ帯の損切りは-40pipsで…とかは一切設定されていません。
つまり損切りになる時は「ロスカット」される時ということです。
ここから考えなければいけないことは、トライオートFXなど自動売買を成功させるためには、安易にロスカットされない水準の「必要証拠金」を入金しておく必要があるということです。
ちなみに自動売買セレクトを選ぶ時に「推奨証拠金」が記載されていますが、この入金額においては、最悪の場合ロスカットされる危険性があるので注意が必要です。
この点については、下記の記事で「ロスカットされないための証拠金の金額」について書いておいたので参考にしてください。
関連:【悲報】トライオートFXの推奨証拠金を信じると失敗する件!ロスカットされない目安は〇〇円!
また、ロスカットされない証拠金も大事ですが、僕の場合は引き際を決めておくことも大事だと考えています。
コアレンジャーの場合は想定しているレンジ内である限りは最初のシナリオが崩れていないのでいいですが、想定レンジからはみ出した場合はシナリオが崩れるので、そこが引き際だと個人的には考えています。
この点については、損切りの考え方及び、最大でいくら損失を抱えるリスクがあるのかを考察した記事を書いたのでこちらを参考にしてください。
関連:トライオートFXの損切り戦略を公開!最悪のシナリオを常にイメージしないと大コケする件
以上、今回はコアレンジャーの仕組みについての解説でした!
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・トライオートFXのおすすめ設定は「豪ドル/NZドルコアレンジャー」一択!実際に運用する僕がその理由を全て解説!
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