これから積立NISAで資産運用を始めるつもりの人であれば、どこの証券会社で口座を開設するのがベストなのか気になるのではないでしょうか?
確かに、積立NISAは1人1口座しか使えないので、最初の証券会社選びはかなり大事なことですよね。
しかし、積立NISA用の証券口座選びについてそこまで難しく考える必要はありません。
なぜなら積立NISA用の証券口座選びは、「運用するインデックスファンド」が決まればそれを取り扱う証券会社の中で最もお得な制度を用意している会社に自動的に決定されるからです。
そこで今回は、市場ごとのおすすめインデックスファンドを取り扱う証券会社を紹介しつつ、どこが一番お得に積立投資が出来るのかを紹介していきます。
<積立NISAは楽天証券が一番お得!>
目次
積立NISAの口座比較の前にあなたがやるべきこと
積立NISAによる運用を考え中で、「証券会社どこにしようかな?」って悩んでいる方の中で、まだ運用する商品が決まっていない人は一番最初に投資するインデックスファンドを決めてください。
なぜなら、投資するインデックスファンドが決まらない事には、そのファンドを取り扱う証券会社をサーチする事ができないからです。
積立NISAを始めたいんだけど、どこのファンドに投資していいか悩んでいるという人は「【積立NISA】理屈抜きでコレがおすすめ商品!選び方の基準は〇〇だけ」で紹介しているファンドの中から選ぶといいと思います。
基本的には積立NISAは非課税制度なので、出来るだけリターンが高い株式をメインとしたインデックスファンドを選び、あとはどこの市場のインデックスに投資するか決めるだけです。
投資する領域(日本?米国?先進国?など)が決まれば、最も信託報酬が安いファンドを選べばOKなので、さほど難しい話ではないですよね!
ちなみに現状では下記の5つのインデックスファンドが最も低コストで運用できます。
①先進国株式→eMAXIS Slim 先進国株式インデックス(0.11772%程度)
②新興国株式→eMAXIS Slim 新興国株式インデックス(0.20412%程度)
③国内株式→eMAXIS Slim 国内株式日経平均(0.17172%程度)
④全世界株式→eMAXIS Slim 全世界株式※除く日本(0.15336%程度)
⑤米国株式→楽天・全米インデックスファンド(0.1696%程度)
この5つのファンドの中から自分が投資したいファンドを選定していくというのが基本的な流れになります。
ここからは、上記5つのインデックスファンドを取り扱っている証券会社を紹介していきます。
積立NISAのおすすめインデックスファンドを取り扱っている証券会社
先程紹介した5つのインデックスファンドを取り扱っている証券会社ですが、有名な金融機関のほとんどが取り扱いをしています。
しかし、各証券会社ごとに最低購入金額や積立頻度に差があるため、その点を比較していきます。ここではネット証券の巨塔でもある「①SBI証券、②楽天証券、③松井証券」の3社を比較してみます。
SBI証券 | 楽天証券 | 松井証券 | |
投信取り扱い本数 | 149本 | 146本 | 144本 |
最低購入金額 | 100円 | 100円 | 100円 |
積立頻度 | 毎日・毎週・毎月 | 毎日・毎月 | 毎月 |
オリジナリティ | ・NISA枠ギリギリ注文 | ・クレジットカード決済可 (1%ポイント付与) ・楽天ポイント積立可 |
・アドバイスツール「投信工房」の利用 |
この比較表で考えると、「SBI証券か楽天証券の2択」なのかな?というのが正直な感想ですね。
まず、投資信託の取り扱い本数ですが、これは特に気にしなくてもいいと思います。
そもそも自分が運用するインデックスファンドさえ取り扱ってくれていれば、取り扱い本数が多い事はメリットでもなんでもないからです。(※3社とも最初に紹介した5つのインデックスファンドを取り扱っています。)
また、積立頻度ですが人によっては小刻みに積立をしたいと考える人もいますが、積立NISAは毎月3万円程度の積立になるので、そこまでシビアに分散投資をする必要もありません。
そうなると、各社のオリジナリティが重要になってきますが、松井証券の投資アドバイスツール「投信工房」は個人的には全く魅力なしです。
積立NISAは一度銘柄を決めれば、あとは何も考えずに淡々と積んでいくだけなので、正直アドバイスは不要ですからね。最後の出口戦略の時には役に立ちそうですが、基本的には不要です。
よって、「SBI証券か楽天証券の2択」です。
積立NISAのおすすめ口座はズバリ楽天証券!ポイント還元は最強
では、SBI証券と楽天証券のどっちがいいの?って話ですが、個人的には楽天証券が圧倒的に最強だと思います。
SBI証券の「NISA枠ギリギリ注文」は、年間40万円の積立可能上限を綺麗に使い切る制度ですが、そこまで全押しするほどでもないかな?って感じです。
楽天証券で運用しても上限40万円スレスレまでは注文されるので、数十円から数百円のロスがあるかないかの差は重要ポイントではないです。
そんなことよりも、楽天証券しか現状対応出来ていない「クレジットカード払い可能」というサービスのメリットが大きすぎます。
楽天カード限定ではありますが、積立NISAによる投信購入をカード決済することが可能で、100円につき1ポイントが付与されます。
積立NISAは年間で40万円まで積立が可能なので、ポイントにすると年間4,000ポイントを貯めることが出来ますよね。積立NISAは20年間継続出来るので、累計80,000ポイントも貯まります。
このポイント還元という実質的な1%の利回りが確定されている投資信託を購入できるという点において、楽天証券が最強と言わざるを得ません。
関連:楽天証券×楽天カードが積立NISAの最適解!楽天ポイントのメリット総まとめ!
ちなみに楽天カードは初回発行&1円以上の決済で5,000ポイント貰えるキャンペーンもあるので、そもそも発行していない人はこの機会に作っておくといいですよ。年会費も入会費も無料なので、ノーリスクでポイントが貰えるお得なカードです。
しかも楽天ポイントは積立投資にも回せるという神った特典まであるので、本当にオススメです。(積立NISAじゃなくて、普通に投資信託買う時にもポイントで購入できます。)
最後に:積立NISAは早い者勝ち!早速運用してみよう!
積立NISAの証券口座選びで迷っている方は、「楽天証券×楽天カード」で運用してみましょう。
やっぱりポイント還元がお得すぎるので、この特典をミスミス逃すのはかなり勿体ないですからね!
積立NISAはかなりお得な制度ですが2037年までの時限的な制度となっています。つまり、始める時期が遅くなればなるほど運用できる期間が刻一刻と短くなっています。
インデックス投資は長期間の運用をすればするほど大きな利益が期待できるの運用手法なので、早く始めないとめちゃくちゃ勿体ないです。平気で数十万、数百万とトータル利益が変わっちゃいますからね。
楽天証券は無料で口座開設が出来ますが、本人確認やマイナンバーの提出に一定の時間はかかってしまいます。
「いざ始めたい!」と思ってから口座開設していると、そこでも時間が過ぎ去っていき、得られる利益も減っていくリスクがあるため、とりあえず証券口座だけは作っておく事をオススメします。
運用商品を選らだり、積立金額を決めるのはいつでも出来ますし、あとから変更する事もできるので、とりあえず始めたいと思った時にいつでも始められるように準備しておいてください!
※積立NISAの口座は楽天証券の「総合口座」の開設が必要です。総合口座を開設する際に、積立NISA口座もセットで開設できます。
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