どうも、ゆきまさFXです。
今回は『サイン』をテーマにちょっとしたブログ記事を書いていきます。
サインというのは、
FXを含めてどの相場をやっている人でも耳にする言葉ですよね。
本日はそのサインとどう向き合っていくのかということについて、
改めて文章にしてみようと思います。
そもそも”サイン”って?
はい、冒頭からサインサインと言っていますが、
そもそもサインって何?ってことからまずは解説。
サインとというのは、
簡単に言えばそこで売り買いするかどうかを示してくれるツールのことです。
そして、FXの世界にサインと呼ばれるものは、
おそらくほぼ無数に存在します。
シンプルなものから複雑なものまでいっぱいあります。
勘違いして欲しくないのは、
シンプルだからいい、複雑だから悪いとかはないです。
それはあくまで使う人間との相性の問題。
自分に合っているかどうかだけの問題です。
理系の人とかで、細かい分析大好きって人は、
オシレーターを複雑に絡めたサインを好む人とか結構います。
複雑でも、それが自分にとってしっくりきているならそれが正義。
シンプルでも、使いにくいと思った時点で自分には悪なんです。
相場の世界では、常にそういう相対的な考え方でしか物事を判断できないですね。
まあ、何にしろ、
サインというのはそういうものです。
サインが出たらエントリーすればいいのか?
では、一つサインを例に出して考えてみましょう。
そうですね、このブログでもお馴染みの『インサイドバー』で考えてみましょうか。
インサイドバーというのは、当然サインですよね?
はらんだ次の足でエントリーするというルールがあった場合、インサイドバー出現後、次の足でローソクをブレイクするときにエントリーなわけですから。
まあ、もう少し細かく言えば、
インサイドバーが出た時点で“行動準備”で、次の足で執行ですので、インサイドバー出現のことを『サイン』と呼びます。
これについては、
ボルマン著書の“5分足スキャルピング”で詳しく解説してます。
では、インサイドバーが出現たら、
その次の足のブレイクで仕掛けていいのでしょうか??
下図を見てください。
インサイドバーのサインが出現して、
次の足ではらみ陰線の安値を下に抜けて行ったので、売りますか??
どうでしょう??
ここで大事なのはやはり『環境認識』です。
まずダウ理論で見ると、
黄緑色で引いたラインが戻り高値のラインです。
つまり、このピンクの波のダウを見れば、
下降トレンド継続中で、戻り高値より下ですから、売り目線ですよね。
そしてそこでインサイドバーの売りのサイン。
どうです、売りますか?
安心してください。
証券会社の回し者でもなんでもありませんので。笑
ただただ、ケーススタディをしているだけです。
波動のイメージを大切に!!
はい、サインが出たからと言って、
やみくもにエントリーする人がいますが、それは絶対にやめましょう。
資金がいくらあっても足りません。
サインというのは、
結局のところはチャートがある程度読めるようになってから、その補助をするためのモノ。
それ単体を乱発しても身を滅ぼすだけです。
チャートが読める、
つまりある程度相場が行きたがっている方向が感覚的にわかるという状態と融合しない限り意味がないです。
逆にそこがある程度できる人にとっては、
サインというのはその先を照らすライトのような役割です。
だからすごく価値のあるものです。
では、ケーススタディに戻ります。
まず、先ほどのインサイドバーが記載された画像ですが、
もう一度よく見て、この後考えられる波動のイメージを自分の頭で想像してみてください。

いかがでしょうか?
この後のイメージできますか?
別に正解とかないので、
自分でイメージしていくこと、その訓練が大事です。
では、僕ならどう考えるかを紹介します。
まず、僕なら上下2通り考えます。
まずはシンプルに下げていくシナリオ。

黄緑色の戻り高値を超えきれないところから下げていくイメージ。
これは青線で書いた下げ波動がイメージできるということです。
まあ、これは誰でも一番最初にイメージできることではないでしょうか?
でも、ここで終わってはダメです。
僕は常に逆のことも考えるようにしています。

この図ですが、実は直近で青丸安値が切り上がっていますよね?
なので、大きな波の波動は下降トレンドでも、このまま下がりずらいイメージもあります。
そうなると上図のように、
戻り高値のラインをぶち破って転換していく予兆にも思えます。
そうすると赤線で上げていくイメージも当然持てます。
ってなるとですよ、
ここはインサイドバー出現で売れるのでしょうか?って話です。
まあこれも答えのないことですが、
要するにどっちのイメージが強いかってことと、リスクの受け入れの問題です。
結局、強烈に下げていくイメージがあれば売りでいいと思います。
ただ、上げていくこともあるので、その時のリスクの受け入れは必須です。
逆に上げていくイメージが強ければ売りはなしですよね。
インサイドバーのサインが出てもです。
さらに、上も下も両方イメージできて、
どっちか判断するのが難しいって人もいます。
ここが結構大事なのですが、
そういうどっちつかずの場所でインサイドバーのサインだからというだけの理由でエントリーすることは厳禁だってことです。
どうしても手法を学ぶと、
それをやりたくてやりたくてしょうがない気持ちになります。
だけど、それはダメ。
分からないところ、自信がないところで例えサインが出現しようが、
そこはやっぱりスルーするマインドを持たないと。
これが僕が考える、
サインとの向き合い方でもっとも大事だと思います。
それでは解説は以上です。
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素晴らしい解説(2/18)でした。又、前回の「バンドワゴン効果」はとてもオモシロイ、やはり心理学者というものは大したもんだ、と思いました。
ちなみに、自分ならこの設問にどう答えるか?を考えて見ました。ちょっと恥ずかしいですが述べてみます。
「大きな流れは下、リタンムーブで売りに行きそう、でも、ダウは上昇ダウでまだ高値切り下げが無い、インサイドバーも安値が前の陰線の安値の上にある、従って短期的に買いである..戻り高値まで。その後は多少上に行っても高値切り下げで下目線。私は移動平均線も重視しています。このチャートの中期MAは下降ではないのでしょうか」
私は二カ月過ぎのマンネリには入っていません。メールが幾つか溜まるのは仕事の都合によるものです。必ず追いついています。先生のメールが楽しみです。では、また。