どうも、ゆきまさFXです。
今週のユーロ円『インサイドバー研究所』をやっていきますね。
と言いたいんですけど、実は今週のユーロ円は、
あまりおいしいポイントがないんですよね。
ですので、今週は『環境認識の仕方』をメインに配信していこうと思います。
なぜ、この相場が美味しくないのか、その判断ができる訓練になればと思っています。
それでは早速やっていきましょうか。
4時間足
では、まず大きな流れから確認していきます。
4時間足チャートをご覧ください。
これがユーロ円4時間足です。
まず、注目して欲しいのが『トレンドの認識』です。
トレンド把握も色々なやり方ありますが、僕は“ダウ理論”重視ですので、ダウ理論で見ます。
すると、図の紫丸で囲った部分が4時間足の『押し安値』ですね。
直近の高値更新の起点となる安値が押し安値でしたので、それは図の紫丸の位置です。
ということは、この押し安値を下に割れない限り、
4時間足レベルでは『アップトレンド継続中』という認識になります。
ここまでいいでしょうか??
実は先週も同じこと解説してますが。
ただ、今週はそれに追加するかたちで『トレンドライン』を考えていきます。
図のオレンジ色で引いてあるラインが、
この上げに対するトレンドラインになります。
今週(図の赤線と赤線の間)は、このトレンドラインを下に抜けている所からのスタートです。
では、この『トレンドライン割れ』をどう解釈していくのか、
トレードするときにどうその情報を活かすのかがポイントになってきます。
“トレンドライン割れ”というのは、
実は人によって解釈が若干違うので、自分の中できっちりと基準を持っておくことが大事です。
僕の場合、このトレンドライン割れをどう解釈するかというと、
『上げの勢いが弱くなった』という解釈です。
注意して欲しいのですが、
僕の場合、トレンドライン割れたから『上目線⇨下目線』となるわけではないです。
トレンドの把握はやはり“ダウ理論”ですので、
トレンドラインでトレンド把握するわけではないです。
ただ、トレンドラインというのは“上昇のペース”を把握するのには勿論有効で、
このラインが割れるということは『今までみたいな上げのペースではなくなった』と認識するんですね。
しかし、押し安値が割れていませんので、
4時間足レベルのトレンドの把握は『アップトレンド継続』であることは変わりません。
しかし“トレンドライン割れだけど押し安値はまだ破られていない状態”というのは、
結構気持ち悪いんですよね。
というのも、人によってはトレンドライン割れで下意識が強くなって売りを仕掛けてくる人もいるし、
ダウ理論信者なら、押し安値より上の場所は買いでせめてきますので、市場の意見が割れます。
市場の意見が割れると言うことは、売り買いの攻防が起きやすいので、
何となく『レンジになるイメージ』も当然シナリオとして生まれます。
事実今週はそういう意味ではレンジの動きです。
上から売ろうとする勢力と、押し安値より上で買いをする勢力の攻防があった証拠ですからね。
そうやって認識できているかいないかが実はめちゃくちゃ大事です。
4時間足でここまできっちり環境認識した状態で、下位足に分析を移していきます。
それでは1時間足を確認しましょう。
1時間足
これが今週一週間の値動きです。
もう、後から振り返ってみても、美味しくない相場って誰でもわかります。
まあ、時期も時期で年末の閑散相場でそれらしい動きが出にくいってのもありますがね。
テクニカル側面だけでなく、時期も考慮に入れます。
では、さらに1時間足で分析したチャート図をご覧ください。
ぶっちゃけ、今週は赤丸で囲った1箇所だけです。
正直この場所も4時間足とフラクタルに見ると、天井のもみ合いに向かって買うので、あまり望ましくはないです。
ただ、複数の根拠が重なるので、デイトレで入るのはありです。
今回の1時間足で注目して欲しいのは、
『N波動とN波動のフラクタル構造』です。
実は今週これ解説したばかりです。
覚えていますか??
前回は下落バージョンで解説してますが、
今回は上昇バージョンです。
基本的に、相場は『推進⇨調整⇨推進』という値動きを繰り返すので、
その時に常に『N波動意識』する癖を持つというのが大事。
今回であれば、ピンク色の波動で、
『推進⇨調整』と調整のフラッグができて、フラッグの切り下げラインを上抜けした瞬間にN波動イメージです。
そうすることのメリットは、
その時点で『波動の終点』が予測できるってことです。
目標値の一つの候補になりますから、
そこまで買いで狙っていくというシナリオが出来上がるでしょ??
で、さらに細かく見ると、黄緑色の波動もN波動です。
このN波動フラクタルというのは頻繁に出現するパターンです。
ですので、今週のエントリーポイントでは、
大きなピンクのN波動と、その小波の黄緑のN波動で上イメージしてロングできます。
その場所で『インサイドバーのサイン』が出ていますので、
N波動のイメージを持っての買いエントリーしていくことになります。
いいですか、インサイドバーが出たから買うんじゃないですよ。
上の波動がイメージできる場所で”上のサイン”であるインサイドバー出現だから買うんです。
ここの順番間違えたらダメですよ。
環境認識ありきでやっているということを大切にしましょう!!
それでは最後に15分足で確認して終わりましょうか。
15分足
では15分足で細かい最後の意思決定の確認です。
ちょうどフラッグの切り下げ線をブレイクしていくところでエントリーできます。
短い足でも綺麗に買いの形でてるので、ここは狙っていけるんですよね。
大きい足ではあまり行きたいところではないんですけど。
あえて、目線を細かくして細かく取るんだというスキャ意識でやるのはありということです。
それでは、今回はこの辺で!!
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