エリオット波動理論⑧『フラット』

どうも、ゆきまさFXです。
さて、今回はエリオット波動理論8回目です。




前回に引き続いて、今回も“ABC調整”の波動の特徴の講義をしていきますね。

flat-002
もうお馴染みのエリオット波動理論。
さすがにもうこれ以上同じ解説はしませんが、エリオットは上図のような波動のリズムでしたね。

 

で、今回のテーマの『フラット』と呼ばれる波動は、
上図の点線より右側の部分の話です。

 

まずは、今回のテーマがこの”修正波”であるときちんと認識してください。

 

“ABC調整”ってもう当たり前のように使ってますが、
一応おさらいしておきますと下図のようなカタチです。

zigzag-003
この“N字”の調整が、
『A波→B波→C波』と、この順番で波動を形成していくので“ABC調整”って呼ばれるってことです。

 

別名“ツーレッグ調整”と解説してある書籍もありました。
(二つの足で調整というようなイメージで調整しているって感じです。⚠︎ローソク足2本という意味ではないです。)

 

エリオット波動理論『フラット』

 

今回のテーマ『フラット』ですが、
フラットと呼ばれるチャート形状の定義は『3-3-5』の波動のリズムでABC調整が入るということです。

 

何のことを言っているのか分からないでしょうから、
下図を見てください。

flat-004

まず、大波小波の関係なのですが、
ピンクを日足と考えて大波、黄緑を1時間足と考えて小波、

 

このように定義した場合、
ABC調整というのはまさしくピンク色の波動のことなのですが、

 

この時の黄緑色の小波に特徴があるのが”フラット”です。
これは波をカウントしていただきたいのですが、

 

まずピンク色のA波が黄緑色で『1→2→3』と“3波”で構成され、
続くB波が『A→B→C』と同じく“3波”で構成され、

 

最後のC波が『1→2→3→4→5』と“5波”で構成され、
トートあるで考えるとABC調整が『3波-3波-5波』と形成されています。

 

このABC調整が『3波-3波-5波』となる形のことを”フラット”と呼ぶという意味です。
ご理解いただけたでしょうか??

 

前回やった”ジグザグ”の場合との比較ですが、
flat-005

このケースは『5波-3波-5波』という構成。
フラットは『3波-3波-5波』ですので、この構成が違うっていうことです。

 

これは、もう記憶するしかないですね。
まあ、FXは暗記科目ではないので慣れていけば勝手に覚えるんですが。。

 

で、この”フラット”で絶対に覚えていただきたいのは、
この形状は『トレンド継続のサイン』ということです。

 

フラットはABC調整におけるチャートパターンですので、
もともとの12345波のトレンド方向継続のサインとして考えておいていただきたいです。

 

もう一つの特徴としては、上図を見たら分かると思うのですが、
AとCの位置がほぼ同じ位置に来ているってことです。

 

これは絶対条件ではないのですが、
こうなっているのが教科書通りの”フラット”だという認識です!!

 

上図ではブル相場における”フラット”を表示しましたが、

flat-006

このようにベア相場での”フラット”も考えられます。

 

エリオット波動理論『強気』なフラット(不規則)

 

この”フラット”なのですが、特殊な形状のものもあります。

flat-008

上図のような形状なのですが、
これまたフラットです。

 

というのも”フラット”の定義は『3-3-5』のペースでABC調整をすることですから、
ABC調整の形状については関係ないからです。

 

とすると上図のような”フラット”もありで、
このような一種の“ブロードニングフォーメーション”になることもあります。

 

これは、B波がA波の起点を超えて、
その後のC波がB波の起点を抜けていることを示しています。

 

このような形状の”フラット”が起きた場合、
通常よりも、『トレンド継続の強いサイン』と考えてください。

 

もともと、”フラット”というチャート形状そのものがトレンド継続のサインという話をしましたが、
この形状になると、よりトレンド継続しやすいと言われています。

そういう意味で『強気』のフラットと呼ばれています。

 

エリオット波動理論『ランニング調整』

 

最後にもっと特赦な形状をやっておきましょう。
少し応用編です。

 

これからやるのは“ランニング調整”と呼ばれる、これまた一種のフラットです。
下図を見てください。

flat-009

ランニング調整と呼ばれるのは上図の青丸で囲んだ部分。

 

ここの波動も12345波が来た後の波動のABC調整が、
『3-3-5』のリズムで起きているので”フラット”ですね。

 

この形状は5波の高値(つまりA波の起点)をB波が更新した後、
C波はB波の起点を抜けていないので一個前にやった『強気』のフラットとは若干異なります。

 

しかし、ブロードニングフォーメーションになっていませんので、
ダウ理論で見ても、完全にアップトレンド継続してます。

 

ということで、ABC調整でパワーを蓄えて、
さらにもう一段上に行くエネルギーを貯める“ランニング調整”している場面です。

 

とはいえ、基本的に”フラット”が意味するのは『トレンド継続』です。
そこの本質理解ができていれば、結局どんな調整の形であれ、

 

相場が行きたがっている方向を考えるという視点では結論は同じなんですがね。

 

ということで今回の解説は以上です。




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