どうも、ゆきまさFXです。
今回は、ミニマム思考に引き続きまして、課題への取り組み方や姿勢に関する考え方の部分についてです。
どうしても、手法を求める人が多い中でウケが良くないのは分かっていますが、
このマインド面が改善されない人は絶対に成長できませんので、ここは語らせていただきます。
『空・雨・傘』のステップ思考
今回ご紹介するのは、またしてもマッキンゼー(外資系コンサル)の仕事の取り組み方からヒントを得て、
それをトレードに当てはめたらという視点でお話しする内容になっております。
では、『空・雨・傘』のステップ思考について解説します。
まず、下図を見てください。
これが『空』です。
これを見てどう思いますか??
明らかに曇り空ですよね??
そうすると次にこんなビジョンが頭によぎりませんか??
はい、『雨』ですね。
まず、曇り空を見たから次にこの雨のビジョンが頭に浮かぶのではないのでしょうか??
じゃあ、雨がイメージできたら今度はどんな思考になると思いますか??
はい、『傘』ですね。
曇り空をみて、雨が降りそうだと思えば、
家を出る前に当然傘を持って行こうという思考になるのではないのでしょうか??
実はこの一連の流れが『空・雨・傘』のステップ思考なんです。
具体的に、この思考の意味するところが何か整理しましょう。
はい、この『空・雨・傘』のステップ思考では、
物事の考える順番を『事実→解釈→行動』というステップになるということが言いたいんですね。
空を見上げて、曇り空という『事実』から、
あ、これは雨が降りそうという『解釈』が生まれ、そして傘を持って家を出るという『行動』を起こすんです。
これが思考の一連の流れであり、最も自然な物事の考え方であることは理解できますよね??
では、この思考でトレードを見つめてみましょう。
『トレード戦略』の組み立て方
トレードの戦略の組み立て方も基本的に『空・雨・傘』のステップ思考です。
では、どういうことなのか確認しましょう。
はい、トレードに置き換えるとこういうことになりますよね。
まあ、言われれば当たり前のことなんですけど、これを実際に行動に移せているのかというのが問題なんですね。
実際のチャートを見て『空・雨・傘』のステップ思考をしてみましょうか。
まずは『空』ですが、
①高値安値切り下げでダウントレンドと認識ですね。
空を見上げるという作業が、まさに環境認識でチャートの左側を見て相場の現状を把握するという作業です。
これは見えている目の前の事実を素直に見つめることです。
すると、①でダウントレンドと認識出来る訳ですから、
雨が降りそうだと解釈できるように、上図の②下落波動イメージができますね。
ダウントレンドだから、トレンド継続して次も下げるだろうという解釈がされるわけですね。
そして、最後の最後に意思決定(つまり、買い売りの判断)をします。
上図の黄緑色の枠の中を短い足で見て、最後に『売りの形』で売るという行動に移すわけです。
まあ、これが傘を持ち歩くという行動と意味合いは一緒ですね。
例えば、こうやって『下降フラッグ』ができたとすれば、
そこを抜けた時に『売りのボタンを押す』という行動が起こせるわけですね。
勿論、フラッグ以外の売りの形も色々考えられますが、
それ以外の場合どうするのかというのは事前に決めておかないといけないですよ。
で、ここからは僕からのアドバイスといいますか、伝えたいことなんですが、
多くの人はこの『空・雨・傘』のステップ思考ができていないです。
多くの人は、トレードにおいては特に③の傘の部分からスタートしてしまいます。
例えば、フラッグを見たらすぐに売りとかね。
全体を全然見れていないということです。
曇り空ができているかどうかも確認しないでいきなり傘をさすという不自然な行動を取っているということ。
僕のブログでは、この傘をさすというところの解説を結構しています。
例えば、Wwパターンとか、レンジブレイクのエントリーポイントとか、ウェッジ抜けとか、カップアンドハンドルとか、、、、、
でも、これはあくまで環境認識して、波動のイメージがあって初めて活きてきます。
多くの人はパターンを教えると、環境認識やら波動イメージを全てすっ飛ばして、エントリーしまくります。
ここは、トレードにおける戦略の立て方のマインド面がまだまだであるといえます。
ぶっちゃけ環境認識と長期足の波動のイメージがあればあとは適当にその方向にエントリーしても勝てますからね。笑
それぐらい、物事の考え方は手法を凌駕するものだということをご理解いただきたいという話でした。
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