どうも、ゆきまさです。
それでは、今回は『上級講座』ということで、ある程度基礎が分かっている方向けの解説です。
今回は、『サポートライン近辺での戦略』というテーマで、
事前にどういう波動のイメージを持ち、どういう形になったら意思決定(買うとか売るという決断)をするのかという深い話をします。
『クイズ』です。
今回はいきなり『クイズ』です。
下図を見て考えてください。
この図の後の『波動のイメージ』を持てますか?
5秒だけ考えてください、この時点で何も浮かんでいないのなら残念ですが『まだまだ甘い』です。
どうでしょうか、何かイメージできましたでしょうか?
まず、このチャート図を見て、上か下のどちらか一方しか波動のイメージが湧いていない方、『危険』です。
いいですか、基本的に相場というものは、『上も下もあり得ます。』
もちろん、『優位性』がありますので、どちらの可能性が高いのかの判断はできますが。
ただ、少なくとも、この図を見せられただけでは、『上下両方のシナリオ』を考えないと甘いですね。
これだけだったら、どっちも考えられます。
では、このチャート図は何を考えて欲しくて僕が引っ張ってきたのか考えてください。
ポイントは、青丸の部分です。
ここは、黄緑ボックスレンジをいったん下に抜いていますが、その後再びレンジ内に戻されてしまっています。
つまり、この青丸部分を、『抜け成功と見るのか、抜け失敗と見るのか』で、その後の波動のイメージは変わってきます。
抜け成功=下意識
抜け失敗=上意識
そういうことになりますので、これは捉え方次第で上下どちらも考えられるのです。
ということは、上下両方イメージしておき、
あとは相場が選んだ方向についていくしかないという判断になるんですね。
上か下かは、トレーダーの判断ではなく『相場の都合』によって決まります。
波動のイメージ①
一つ目のイメージは『下』の波動です。
ここでは、青丸を『抜け成功』と見た場合、赤色の波動がイメージできますよね。
となると、『どこで売るのか』という問題に直面します。
まず、考えられるのは上図のピンクと赤の分かれ目の部分(レンジの中)で『戻り売り』って考えです。
でも、僕ならこのエントリーは怖くてできない。
だって、レンジの中に戻されたわけですから、『騙し』も考えられますので、その時点では『上下ニュートラル』な目線です。
上も下も考えられるところで、軽い気持ちでポジションとるような愚かなことはしません。
では、どこを基準に完全に下目線になれるか、つまり騙しではないと判断をするのかというと、
青丸の安値を抜けば、騙しはないなという判断で『下目線』になりますね。
でも、まだ問題があって、『実際に売る場所はどこか』という最終的なタイミングの戦略を考えないといけないですね。
ブレイクで売り
まず、シンプルなシナリオは『青丸安値抜けで売り』という戦略ですね。
でも、何でもかんでもブレイクで売るわけではないです。
下図を見てください。
僕の場合、ブレイクで行くときはある程度やり方が決まっていまして、
それは、『ブレイクする直近に小競り合いがある時』はブレイクでいくと決めています。
ですので、相場が図のように小競り合い(水色ボックス)を起こしてラインを抜くようならブレイクで売ると事前に決めてます。
では、図のように小競り合いが起きなかったらどうするのか??
戻り売り
上図のように、小競り合いを起こさずにそのままスルスルと安値を抜けって言った場合は追いかけて売りは原則しません。
その時は、『戻り売り』に頭を切り替えるまで。
下図を見てください。
このように、戻り売りをすればいいですね。
要するに、相場は上の二つのケースのどちらを選択してくるのかなんて誰にも分かりませんから、
トレーダーは相場が選んだ方にうまいこと合わせていくしかないんですね。
そのためにも、事前にこうやって波動をいくつもイメージしておいて、自身の動きを事前に決めておき、
あとはその通りの行動をするというのがトレードなのです。
波動のイメージ②
先程までは、抜け成功というケースで下の波動に関するケーススタディをやりましたが、
勿論、『抜け失敗』というのも考えられるので、そうなった場合のシナリオも用意しておく必要がありますね。
『抜け失敗』ということでしたら、こういう『上』の波動がイメージできますね。
当然こうなるケースも存在します。
では、こうなったときは『どこで買うのか』という話ですが、
これは、『安値切り上げ』で買いですね。僕ならば。
というのも、これは逆張りですので、なるべく早めにエントリーして、リスクリワードをよくしないといけないです。
つまり、なるべくストップを近めにおけるところで、上の判断ができるギリギリのタイミングがベストなエントリーポイントになります。
それは、『安値切り上げ』の図の位置で買い以外ありえないですね。
その辺で陽線が1〜2本出てきたところで買いということになります。
そこで陽線がでるのなら、抜け失敗意識、上目線ということになるわけです。
最後に注意点
ここまでの話は、おそらく理解いただけたと思うのですが、
そもそも今回の話の前提として、『環境認識』というのがありきです。
ようするに、『大きな足の流れ』というのが非常に大切です。
そもそも、今回のケーススタディで、『上下どちらの可能性が高いのか』というのは、大きな流れ次第です。
アップトレンド形成中で、今回のような形状が短期足で現れたのなら、『イメージ②』の上向きの波動のイメージですし、
ダウントレンドでしたら、『イメージ①』の下向きの波動のイメージになるのが自然ですからね。
今回の技は、『環境認識との合わせ技』ということを忘れないでください。
本日の講義は以上です!!!
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