どうも、ゆきまさです。
最近旅行に行っておりまして、なかなか記事が更新できませんでした。
そんな中、ブログやメルマガの読者様からは日々がんがんメールでお問い合わせがきておりました。
ブログを初めてまだ日は浅いですが、かなり多くの読者様に支え頂いております。
メルマガ読者様もいよいよ1000人近くになり、毎日多くの方に支えていただいていると実感しています。
今日はメルマガ読者様から頂いたメールを少し紹介したいと思います。
内容は『本日のトレード』です。
要するに、今日のトレードをどう思いますか?といった内容です。
読者様のトレード分析
まずは、読者様のトレードがどのようなものだったのか確認です。
以下読者様のメールの文面
“今日の16時くらいからのポンド円についての出来事です。
米国の討論会で上に跳ね上がり、ちょうど天井圏のレンジとして認識、下抜けの戻り売りか、それとも上にトレンド形成か、などと考えながら100MAの環境認識に基づき戻り売りをしておりました。
が、一度上に抜けた際ビビって損切りをしました。ポンド円は実はあまりしたことがなく、ドル円に比べるといきなりマイナスが膨れ上がったように感じ恐怖を感じたのです。
上だったか…と思って約定履歴を見るとかなりのマイナスでした。先日見た、ゆきまささんの破産についての動画が頭をよぎりました。勝率も悪ければ損益率も低い。時間の問題かな、と。
もう才能ないから辞めるのも考えた方がいいかな。
折角、やっと素晴らしい方に出会えたのに。
そんなことを思っていると、上に抜けたと思っていたレートがレンジの中に戻ってきました。…オーバーシュート?最近見たぞ。またゆきまささんの動画が頭をよぎります。一度押した後、反対側に抜けるんじゃなかったか?
動画では買いのタイミングでしたが、戻したところで思いっきりショートにポジションをとりました。これが最後になるかも、と思いながら。
結果…見たこともないような大成功でした。
ゆきまささんの動画に出会う前に失っていた金額と、先ほどの損切りが戻ってきた、くらいの成果でした。
利食いも完璧とはいいませんが、日頃なら利食いするところをダウ理論、ダウ理論と念じながら我慢し、案の定さらに下降し満足いく成果を残せました。
長々と何が言いたいのか、といいますと。
ゆきまささんの事を知ったのはここ数日、動画による勉強も付け焼き刃もいいとこといったところですが、
感激しております。
これが本物ののトレーダーなのかと。
もっと早く知っていれば…そう思わずにはいられません。まだまだ実力はありませんが、トレーダーとしての喜びみたいなものを垣間見ることができました。”
これがメールの内容です。
ちょっとその時のチャートを見ます。
これは5分足チャートです。
この方は、黄緑色のボックスを天井圏のレンジと捉え、戻り売りをしていたということですね。
どこで売ったのかが具体的に書いていないのでわからないですが、この緑ボックスの中のどこかで売ったのでしょう。
しかし、このレンジを上抜けしたところで、ビビって損切りしたんですね。
で、その後もう一度下げ始めるところで売られたので、青の線ぐらいで売り直ししているのかと思います。
それで、一回目の損切り分を取り返した。
概ねこういう内容です。
『良かったですね!!ナイストレード!!』と言いたいのですが、
僕はお世辞を一切言わないので(笑)ここは『喝!!』とさせていただきました。
なぜでしょうか??
僕がここで『いけない!!』と思ったのは全部で3点あります。
①損切りの位置がそもそもおかしい=環境認識で目線の固定が不十分
②リベンジトレード=感情でトレードしている
③間違った成功体験を喜ぶという大罪を犯している=破滅へのカウントダウン
この三点です。
一個ずつどういうことか解説します。
①損切りの位置が悪い
まず、一時間足を見てください。

これが一時間足なのですが、100SMA(ピンク)より下というのもそうですが、
ダウ理論で見ても、完全に『高値と安値の切り下げ』ですので、ダウントレンド形成中でしたね。
先程の5分足の画像が、一時間足の一番右側の赤丸高値のところですが、
この状態で戻り売りするのなら、ストップを入れる位置は、その一個左の赤丸高値(の少し上)ですね。
そこを上抜けると、下目線が崩れるわけですから、そこがストップの位置になります。
しかし、今回はストップがそこではなく、5分足のレンジの上になってしまっていること、
しかも、“ビビって損切り”したということですので、完全に事前にストップを決めていなかったということが分かります。
この時点ですでに2点の指摘ができてしまいます。
②リベンジトレード
損切りの位置が悪いだけならまだ全然いいです。
早めに損切りを手動ですることは、ある意味スタイルとの兼ね合いもあるので一概に否定できません。
が、このあと『リベンジトレード』を執行しています。
もう一度5分をみます。

右側の青線で売りをしているのでしょうが、赤線で損切りしてからちょっとしてからの出来事です。
リベンジトレードは、一つ前の損切りを取り戻したいという欲望から生まれるトレードであり、決して冷静に判断をしてトレードを執行できているとは思えません。
実際に“これが最後のトレードになるかも”と書いてます。
トレーダーは、一発勝負ではなく、トータルでいかに勝つかです。
そもそもこのようなマインドでやっては、完全にギャンブルとやっていることは同じですね。
ここは『勝ち負け』ではなく、その時の『投資家心理』の部分に難ありと言えます。
③間違った成功体験を喜ぶ
最後に、最もダメなのがここです。
今回はリベンジトレードをして、『勝利』してしまっているんです。
だから余計にタチが悪いんです。笑
いいですか、今回は1時間足の直近高値を越えきれず下げているので、下げダウ継続ということで下の流れが出ていました。
そこをしっかり分析して、この下げを取ったのなら立派です。
でも、そうじゃないですね。
それなら、最初のトレードで損切りしているのはおかしいです。
つまりこの時点では、明らかに目線を決める基準がなかったと考えられます。
それに、かなり感情的になっていることも安易に想像できてしまいます。
つまり、この方はラッキーで勝てただけと言わざるを得ません。
僕もここで売りをして取っていますが、
一時間足の赤丸高値を基準に目線を下にしている状態で、ストップもそこに合わせて売りをして、
きっちり狙っている動きを取っています。
同じ売りでエントリーしているのに全く違うことがわかりますか?
ここは、運良く勝てていますが、やはり偶然上手くいっているだけで、
次回は『往復ビンタ』の可能性がかなり高いです。
今回こうやって間違った成功体験をしているので、
その経験から次回以降もまたリベンジトレードをする癖がつきます。
そこが一番よくない、破産してしまうと思ったので『喝!!』です。
勝利しているのに、『喝!!』なんです。
しかし、、
しかしですね、この読者様は今後しっかりと成長されると思います。
根拠は、『僕にトレードを報告する』という行動力があるからです。(ずうずうしさと紙一重w)
この『行動力』こそが才能です。
メルマガでも読者様に『本日の課題』として、
メルマガ内で日々の課題を出しているのですが、まあやる人って全体の10%もいません。
結局『行動しない』って人が多いんです。
まあ、そういう人は残念ながらずっと勝てないんだろうなって思います。
その点、この方は間違ったことをしたということを僕にメールするという行動を起こしたことで気づき、
自身の成長につなげるきっかけを手にしています。
ということで、日々やるべきことをきっちりやり続けましょう!!
メルマガでは一個たりとて無駄なことはしてませんからね!!
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はじめまして。
いつもメルマガでお世話になっています。
ゆきまささんがおっしゃっていた、3つの売りをすごく気に入ってしまい、色々過去チャートを探しました。
こんなおいしいところをなぜ見逃していたのか自分でも不思議です。
一人で『おー!これか』と言いながら…
そう見ていると、大衆心理というものが、見えて来ました。
今まで見ていたチャートだったのに、違う物に見えてきたんです。
今日は、ユーロポンド(初です)のチャートで、ゆきまささんの鉄板エントリー手法がありましたので、エントリーして、10pips頂く事が出来ました。
微々たる資金ですが、ルール通りに出来た事に満足です。
今までは、エントリーしては損切りに遭いを繰り返していましたが、大衆心理が分かるとエントリーする時のドキドキもなく、楽にエントリーする事が出来ました。
まだまだ初心者ですし、フライングばかりしていますが、もっとチャート検証したくなりました。
今はこのやり方を突き詰めたいと思います。
ありがとうございました。
今日勝たれた方のチャートにもありましたが、ダウ理論での高値安値も『ん~どっちかな…』と悩む時があります。
とにかく皆が見てる目立つ方でいいかと自分では決めています。
これからもメルマガを楽しみにしています。
いつもメルマガやブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
メルマガではブログ未公開の濃い内容が結構学べますからね!!
日々やるべきことをきちんとこなしていきましょう!!